【DOGG ETFとは?】Dogs of the Dow×高配当戦略!利回り・リスク・買い方を徹底解説
こんにちは。もりおです。今回は米国ETFの DOGG(FT Vest DJIA Dogs 10 Target Income ETF) について、最新データをもとに投資視点で解説します。
米国ETFに興味がある方、毎月の分配金でインカム収入を得たい方、オプション活用型ETFに関心がある方。
1. DOGGとはどんなETF?
1.1 DOGGの基本情報
DOGG(FT Vest DJIA Dogs 10 Target Income ETF)は、ダウ工業株30種のうち 配当利回り上位10銘柄(Dogs of the Dow) を対象にしたETFです。加えて、オプション取引や短期米国国債を組み込み、リスクを抑えながら収入を高める戦略を採用しています。
1.2 投資戦略と構成要素
ポートフォリオの約8割をDogs of the Dow銘柄または関連オプションに配分し、残りを短期米国債に投資します。さらに、コールオプションを売却する「オプションオーバーライト戦略」でプレミアム収入を狙うのも特徴です。
2. DOGGのパフォーマンスと利回り
2.1 パフォーマンス実績
DOGGは2023年4月に設定された新しいETFです。直近1年のトータルリターン(配当込み)は 約6〜7% 程度との報告もあり、分配金を考慮すると 年換算8〜9% の水準という見方も出ています。
2.2 分配金と利回り
分配金は毎月支払われており、例えば2025年7月には1株あたり $0.1511 が配当されています。過去12ヶ月ベースの分配金利回りは 約9%前後 とかなり高めです。
3. DOGGのコストと信託報酬
3.1 信託報酬(経費率)
DOGGの信託報酬は 年率0.75%。インデックスETFよりは高めですが、戦略型ETFとしては平均的な水準です。
3.2 他ETFとの比較
S&P500連動型などの低コストETFと比べると高いですが、毎月分配&オプション戦略を評価する投資家なら許容できる場合もあります。
4. DOGGのメリットとデメリット
4.1 メリット
- 毎月分配&高配当利回りを狙える。
- Dogs of the Dow戦略でテーマ性が分かりやすい。
- オプション収入で追加的なリターンを狙える。
- 短期国債を組み込み、一定のリスク緩和がある。
4.2 デメリット・注意点
- 設定から日が浅く、長期実績が少ない。
- 高配当の裏に価格変動・戦略リスクがある。
- 信託報酬0.75%は高コストETFに分類される。
- Dogs of the Dow戦略は銘柄入れ替えリスクがある。
- オプション売却のため、上昇相場で利益が限定される。
5. 投資方法
5.1 購入方法
DOGGは米国ETFなので、SBI証券や楽天証券などの米国株対応口座から購入可能です。
5.2 積立投資戦略
ドルコスト平均法で毎月少額ずつ買い付ければ、値動きリスクを抑えつつ安定したインカム投資ができます。
まとめ
DOGG(FT Vest DJIA Dogs 10 Target Income ETF)は、Dogs of the Dow銘柄とオプション戦略を組み合わせて毎月高配当を狙うETFです。利回りは9%前後と魅力的ですが、リスクやコストも相応にあるため、投資する際は慎重な判断が必要です。
少額から試し、自分の投資スタイルに合うかどうか確かめるのがおすすめやで。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿