【配当利回り20%超!&毎月配当!】米国ETFのFEPIについて
こんにちは。もりおです。
今回は米国ETFのFEPIについて記事にしました。
米国株に興味がある方、ETF投資を始めたい方、高配当型ETFに関心がある方に特におすすめです。
1.FEPIとは何か?
1.1.FEPIの基本情報
FEPI(正式名:REX FANG & Innovation Equity Premium Income ETF、ティッカーシンボル:FEPI)は、2023年に設定された比較的新しい米国ETFです。
FAANG銘柄を中心とした大型テック株に投資し、同時にカバードコール戦略を行うことで高配当を狙います。分配金は毎月支払われる仕組みになっています。
1.2.FEPIの投資対象
投資対象はApple、Amazon、Meta、Googleなどの米国大型テクノロジー企業が中心です。幅広いセクターに分散しているわけではなく、テクノロジー分野に集中している点が特徴です。
2.FEPIのメリットとデメリット
2.1.FEPIのメリット
最大の魅力は、非常に高い分配金利回りです。オプション収入を活用することで、配当利回りが20%を超える水準になることもあります。
また、毎月分配型であるため、定期的なインカム収入を重視する投資家には適しています。
2.2.FEPIのデメリット
一方で、以下のような注意点もあります:
- 分配金の一部は「元本払戻し(ROC)」に分類され、NAV(基準価格)が下がるリスクがある
- テクノロジー株に集中しているため、セクターリスクが大きい
- カバードコール戦略により、株価上昇局面での利益は限定される
- 経費率は0.65%とやや高め
3.FEPIの配当利回り
3.1.配当の特徴
FEPIはカバードコール戦略によるオプションプレミアムを原資にしているため、通常のETFに比べて高い分配金を実現しています。その結果、配当利回りは20〜25%前後に達することがあります。
3.2.利回りに関する注意点
高配当には次のリスクも伴います:
- 分配金の多くがROCである可能性がある
- 今後も同じ水準が続く保証はない
- 高配当でもNAVが下がればトータルリターンはマイナスになる可能性がある
まとめ
米国ETFのFEPIは、FAANG株に集中しつつカバードコール戦略で高配当を狙うユニークなETFです。
毎月分配で利回りは20%超と非常に高水準ですが、元本払戻しによるNAV下落リスクや、テクノロジー株への集中投資リスクを理解したうえでの活用が必要です。
インカム重視の投資家にとっては魅力的な選択肢となり得ますが、資産成長を狙う投資家にはやや不向きかもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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