【2025最新】毎週配当がもらえる!週次配当ETF10選|利回り150%の魅力とリスク
こんにちは。もりおです。今回は、毎週配当金が受け取れる米国ETF10銘柄を、2025年最新データをもとにまとめました。「毎月配当じゃ物足りない!もっと頻繁に配当が欲しい!」という方必見です。
・毎週配当ETFに興味がある方
・GraniteSharesのYieldBOOSTシリーズを知りたい方
・高頻度配当で資産運用したい方
1. 週次配当ETFとは?
1.1 週次配当の仕組み
週次配当ETFとは、文字通り毎週1回配当金が支払われるETFです。通常の米国株ETFは年4回(四半期配当)が一般的ですが、週次配当ETFは年間52回の配当を実現しています。
1.2 なぜ毎週配当が可能なのか?
多くの週次配当ETFは、以下の2つの戦略を組み合わせています。
①レバレッジ戦略:原資産の2倍程度の値動きをするレバレッジをかけることで、収益機会を増やす
②オプション戦略:コールオプションやプットオプションを売却し、そのプレミアム収入を配当に回す
この組み合わせにより、通常では考えられない高頻度・高利回りの配当を実現しています。
2. 週次配当ETF10選(2025年10月時点)
すべてGraniteShares社のYieldBOOSTシリーズから厳選しました。
第1位:COYY(GraniteShares YieldBOOST COIN ETF)
対象資産:Coinbase(COIN)株
配当利回り:約150%
株価:約17ドル
週次配当額:約0.50ドル
経費率:1.07%
設定日:2025年3月
特徴:暗号資産取引所Coinbaseの株価に連動。ビットコインやイーサリアムの価格変動に大きく影響される超ハイリスク・ハイリターン型。利回りは10銘柄中トップだが、株価変動も最大級。
第2位:TSYY(GraniteShares YieldBOOST TSLA ETF)
対象資産:テスラ(TSLA)株
配当利回り:約140%
株価:約7.6ドル
週次配当額:約0.21ドル
経費率:1.07%
設定日:2024年12月
特徴:テスラ株の2倍レバレッジ+オプション戦略。イーロン・マスクの発言や自動車業界の動向に敏感。設定来約70%の株価下落を記録しており、超ハイリスク。
第3位:NVYY(GraniteShares YieldBOOST NVDA ETF)
対象資産:NVIDIA(NVDA)株
配当利回り:約100%
株価:約26ドル
週次配当額:約0.52ドル
経費率:1.07%
設定日:2024年7月
特徴:AI半導体大手NVIDIAに連動。AI市場の成長期待がある一方、株価のボラティリティも高い。テクノロジーセクターに強気なら選択肢の一つ。
第4位:XBTY(GraniteShares YieldBOOST Bitcoin ETF)
対象資産:ビットコイン先物
配当利回り:約120%
株価:約15ドル
週次配当額:約0.35ドル
経費率:1.20%
設定日:2025年4月
特徴:ビットコイン価格に連動する週次配当ETF。暗号資産市場の変動をダイレクトに受けるため、リスク許容度が非常に高い投資家向け。
第5位:TQQY(GraniteShares YieldBOOST QQQ ETF)
対象資産:NASDAQ100指数
配当利回り:約50%
株価:約18ドル
週次配当額:約0.18ドル
経費率:1.07%
設定日:2024年12月
特徴:NASDAQ100の2倍レバレッジ+カバードコール戦略。100銘柄に分散されているため、個別株ETFよりリスクは低め。週次配当ETFの中では比較的安定。
第6位:YSPY(GraniteShares YieldBOOST SPY ETF)
対象資産:S&P500指数
配当利回り:約45%
株価:約25ドル
週次配当額:約0.22ドル
経費率:1.07%
設定日:2025年2月
特徴:S&P500の2倍レバレッジ+カバードコール戦略。500銘柄に分散され、週次配当ETFの中では最も安定。初めて週次配当に挑戦するならこれ。
第7位:AMYY(GraniteShares YieldBOOST AMZN ETF)
対象資産:Amazon(AMZN)株
配当利回り:約80%
株価:約20ドル
週次配当額:約0.31ドル
経費率:1.07%
設定日:2025年6月
特徴:Eコマース・クラウド大手Amazonに連動。GAFAMの一角として比較的安定しているが、レバレッジがかかっているためボラティリティは高い。
第8位:AZYY(GraniteShares YieldBOOST AZO ETF)
対象資産:AutoZone(AZO)株
配当利回り:約70%
株価:約30ドル
週次配当額:約0.40ドル
経費率:1.07%
設定日:2025年8月
特徴:自動車部品小売大手に連動。景気敏感銘柄のため、経済状況に左右されやすい。ニッチなETFで知名度は低い。
第9位:MTYY(GraniteShares YieldBOOST MSTR ETF)
対象資産:MicroStrategy(MSTR)株
配当利回り:約110%
株価:約18ドル
週次配当額:約0.38ドル
経費率:1.07%
設定日:2025年9月
特徴:ビットコイン保有企業として知られるMicroStrategyに連動。実質的にビットコイン価格連動ETFとも言える。暗号資産市場に強気なら選択肢。
第10位:PLYY(GraniteShares YieldBOOST PLTR ETF)
対象資産:Palantir(PLTR)株
配当利回り:約90%
株価:約22ドル
週次配当額:約0.38ドル
経費率:1.07%
設定日:2025年9月
特徴:AIデータ分析企業Palantirに連動。AI市場の成長期待がある一方、株価のボラティリティも高い。最新のYieldBOOSTシリーズの一つ。
3. 週次配当ETFのメリット・デメリット
3.1 メリット
①毎週配当のモチベーション:毎週口座に配当が入ることで、投資の楽しさを実感しやすい
②高配当利回り:年間50〜150%という超高利回り
③少額から始められる:株価が10〜30ドル程度で、初心者でも購入しやすい
④配当再投資で複利効果:毎週再投資することで、雪だるま式に資産が増える可能性
3.2 デメリット
①株価下落リスク:レバレッジがかかっているため、原資産が下落すると株価も大きく下がる
②配当額の変動:毎週配当額が変わるため、安定した収入を期待しにくい
③長期保有に不向き:レバレッジETFは逓減効果により、長期保有でパフォーマンスが悪化する傾向
④高い経費率:1.07〜1.20%と、通常のETFの10倍以上
⑤トータルリターンのマイナスリスク:配当は多くても、株価下落でトータルではマイナスになる可能性
4. 週次配当ETFの賢い使い方
4.1 ポートフォリオの一部として
全資産を週次配当ETFに投入するのは危険です。
推奨配分例:
・VYM・SCHD・JEPI(安定型):70%
・週次配当ETF(攻めの配当):10%
・VOO・VTI(成長型):20%
4.2 初心者は指数連動型から
個別株連動型(TSYY、NVYY、COYYなど)はボラティリティが極めて高いため、初心者は指数連動型(YSPY、TQQY)から始めるのが無難です。
4.3 定期的な見直し
週次配当ETFは株価が大きく変動するため、3ヶ月〜半年に1回は保有状況を見直し、株価が大きく下落している場合は損切りも検討しましょう。
4.4 配当を別のETFに再投資
週次配当をそのまま同じETFに再投資するのではなく、VYMやVOOなど安定したETFに再投資することで、リスクを分散できます。
5. まとめ
週次配当ETF10銘柄を紹介しました。すべてGraniteSharesのYieldBOOSTシリーズで、毎週配当という驚異的な頻度を実現しています。
おすすめランキング(初心者向け):
1位:YSPY(S&P500連動、最も安定)
2位:TQQY(NASDAQ100連動、分散効果あり)
3位:NVYY(NVIDIA連動、AI市場に期待)
4位:TSYY(テスラ連動、ハイリスク・ハイリターン)
5位:COYY(Coinbase連動、超ハイリスク)
重要な注意点:
・週次配当ETFは超ハイリスク。ポートフォリオの5〜10%に留める
・レバレッジETFは長期保有に向かない。2〜3年で見直す
・配当利回りだけで判断せず、トータルリターン(配当+株価)で評価
・初心者は指数連動型(YSPY、TQQY)から始める
・配当を別の安定ETFに再投資することでリスク分散
ワイ自身もTSYYとTQQYを少額保有していますが、毎週配当が入る楽しさと、株価変動の激しさの両方を実感しています。配当収入を楽しみながらも、リスク管理を徹底することが何より大切です。
週次配当ETFは「投資の楽しみ」を味わえる一方で、「資産を守る」という観点では不安定です。VYM・SCHD・JEPIなどの王道高配当ETFをメインにして、週次配当ETFはスパイス程度に楽しむのがベストな戦略だと思います。
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TSYYと同様に、分配金や回収期間の観点から他ETFを比較検証することで、よりバランスの取れた投資判断につながります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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