株主優待クロス取引で実際いくら得した?コストと損益を全部公開
こんにちは。もりおです。今日は株主優待クロス取引について、実際にやってみてどれくらい得したのかを、コストも含めて赤裸々に公開していきます。「優待クロスって本当にお得なの?」と気になっている方の参考になれば嬉しいです。
株主優待クロス取引に興味はあるけど仕組みがよく分からない方
実際にどれくらいのコストや利益が出るのか知りたい方
逆日歩のリスクが怖くて一歩踏み出せない方
これから優待クロスを始めようか検討している方
1. 株主優待クロス取引とは何か(仕組みのおさらい)
1.1 現渡しでリスクをゼロにする仕組み
株主優待クロス取引とは、同じ銘柄を「現物買い」と「信用売り(空売り)」で同時に建てて、権利付き最終日をまたぐことで株価変動リスクをほぼゼロにしたまま優待だけを受け取る手法です。
権利落ち日になったら現物株をそのまま信用売りの返済に充てる「現渡し」を行うため、株価がどちらに動いても損益が相殺される仕組みになっています。
1.2 かかるコストの種類(貸株料・逆日歩・手数料)
ただし完全に無料というわけではなく、以下のようなコストがかかります。
①貸株料:信用売りをするために証券会社へ支払う金利のようなもの
②逆日歩(品貸料):売り建てが買い建てより多くなった銘柄に発生する追加コスト
③売買手数料:現物・信用それぞれの売買にかかる手数料
2. 実際にやってみた損益公開
2.1 今回対象にした優待銘柄と数量
今回は優待価値が3,000円相当の銘柄を100株、権利付き最終日の3営業日前に一般信用売りでクロスを組みました。買付代金はおよそ15万円分です。
2.2 かかったコストの内訳
実際にかかったコストは次の通りです。
①貸株料(3日分):約120円
②逆日歩:一般信用のため発生なし(0円)
③売買手数料(現物・信用往復):約200円
コスト合計はおよそ320円でした。
2.3 最終的な損益
優待価値3,000円からコスト320円を差し引くと、実質の利益はおよそ2,680円になりました。投資額15万円に対しては小さく見えるかもしれませんが、株価変動リスクをほぼゼロにした上での利益なので、割の良い結果だと感じています。
3. 得する人・損する人の分かれ目
3.1 逆日歩が付きやすい銘柄の特徴
優待の権利日が近づくと、制度信用売りの残高が買い残高を大きく上回る銘柄で逆日歩が発生しやすくなります。特に優待人気の高い銘柄や、発行済株式数が少ない銘柄は要注意です。
逆日歩は1株あたり数十円〜数百円に達することもあり、優待の価値を超えてしまうと赤字になるケースもあります。
3.2 一般信用取引を使うメリット
一般信用取引での売り建ては証券会社が自社で用意した株を貸し出す仕組みのため、逆日歩そのものが発生しません。そのためコストを事前に確定できるのが最大のメリットです。
ただし在庫には限りがあるため、複数の証券会社に口座を持っておくと選択肢が広がります。
4. 優待クロスで失敗しないための注意点
4.1 権利付き最終日の値動きに注意
クロス取引は理論上株価変動の影響を受けませんが、注文のタイミングがずれると買いと売りの約定価格に差が出て、思わぬ損益が発生することがあります。できるだけ同時に近いタイミングで発注することが大切です。
4.2 証券会社選びのポイント
優待クロスをするなら、以下のポイントを比較して証券会社を選ぶのがおすすめです。
①一般信用売りの取扱銘柄数:多いほど選べる優待の幅が広がる
②手数料水準:現物・信用の売買手数料が安いほど利益が残りやすい
③在庫の確保しやすさ:人気銘柄でも枠を確保しやすいかどうか
まとめ
株主優待クロス取引は、貸株料や手数料といった小さなコストを差し引いても、優待の価値がそれを上回れば着実にプラスになる手法です。今回の例では投資額15万円に対して実質2,680円の利益となり、株価変動リスクをほぼ気にせずに優待を得ることができました。
一方で逆日歩や在庫切れといった落とし穴もあるため、まずは一般信用取引が使える証券会社を用意し、少額の銘柄から試してみることをおすすめします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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