私は中堅システム会社に勤めていた経験があります。

そこで中堅システム会社5銘柄を比較してみました。

あまり注目されない銘柄を上げてみています。

ご参考にしてみてください。


中堅システム会社5銘柄比較!売上・配当・株主優待まとめ




この記事におすすめの方々

・中堅システム会社に興味のある方
・投資先に中堅システム会社を選択を検討している方


中堅システム会社を比較してみたよ
すごいね~




システム会社とは


システム会社とはここでは業種コード【5250】情報・通信業のことを指します。

大手では『NTTデータ』『野村総合研究所』『伊藤忠テクノソリューションズ』がありますね。

ですが、今回は大手では無く中堅どころを注目してみたいと思います。

時価総額ランキング100位前後の下記5銘柄をピックアップしています。


中堅システム会社5銘柄2307 クロスキャット
2332 クエスト
2335 キューブシステム
3771 システムリサーチ
4752 昭和システムエンジニアリング

では見ていきましょう!


中堅システム会社の指標


中堅システム会社の指標
中堅システム会社の指標(2021/5/22時点)


優待利回りは100株保有した場合を想定して計算しています。


4752 昭和システムエンジニアリングの配当利回りが良いですね。

理由としましては、今季は特別配でプラス5円の増配となっています。


株価


株価チャートを比較してみました。

5銘柄すべてで2020年1月のコロナショックを受けていますね。

『2335 キューブシステム』がコロナショックから

戻りそのまま上昇していることが分かります。

また、直近では『2332 クエスト』の株価も上昇しています。

逆に『2307 クロスキャット』は下降しています。


株価
株探より


売上高


売上高で比較すると3771 システムリサーチがダントツですね。

システムの会社は社員数と比例して売上高が増えていきますので、

それを表していると思われます。


2021年3月期 売上高
2021年3月期 売上高(単位は百万円)


ではここで10年間の売上高を見ていきましょう!

2307 クロスキャット


2017年に売上高が100億円を超えています。

ですがそれ以降は苦戦しているようにみえます。

まさに100億円の壁ですね。


2307 クロスキャット売上高
2307 クロスキャット売上高(単位は百万円)

2332 クエスト


2020年に100億円を超えていますね。

2013年に前期比でマイナスになっていますが、それ以降は右肩上がりです。

コロナ禍においても順調に成長していることが分かりますね。

これは期待できそうです。


2332 クエスト売上高
2332 クエスト売上高(単位は百万円)



2335 キューブシステム


2012年に前期比マイナスとなっていますが、

それ以降は順調に右肩上がりの成長をしていますね。


2335 キューブシステム売上高
2335 キューブシステム売上高(単位は百万円)


3771 システムリサーチ


順調に売上高を伸ばしています。

10年前よりも2倍以上に成長しています。

株価が高いのもうなづけますね。


3771 システムリサーチ
3771 システムリサーチ(単位は百万円)



4752 昭和システムエンジニアリング


2016年までは順調に成長しているようですが、

近年では苦戦しているように見受けられます。


4752 昭和システムエンジニアリング
4752 昭和システムエンジニアリング(単位は百万円)


株主還元


配当性向と配当金


各社ともに配当金を出しています。

クロスキャットとシステムリサーチの配当性向が比較的高めですね。


システムリサーチの配当金は60円と高いですね。

次いでクエストの40円となります。


配当性向と配当金
配当性向と配当金


10年前の配当金を比較


10年前の配当金と比較してみました。

クロスキャットと昭和システムエンジニアリングは

配当金が2倍以上なっていることが分かりますね。

株主への還元意識が高いことがわかります。


10年前の配当金を比較




株主優待

クロスキャット、キューブシステム、システムリサーチは

株主優待を実施しています。

システム会社ですので、自社商品などではありませんね。


株主優待


まとめ

以上、中堅システム会社5銘柄の比較でした。

同じシステム会社の比較となりましたが、

順調に成長している会社もあれば、中々伸び悩んでいる会社もありました。


新型コロナの影響でデジタル化を推進しようとする世の中になっていっています。

今後はアフターコロナの波に乗れる企業かどうかがカギとなって行くと思います。


皆様の投資先の参考になれば幸いです。


本日もご覧いただきありがとうございました。

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