私は客先常駐SEから自社開発エンジニアに転職し、

約2年たちました。

客先常駐SEと自社開発エンジニアの違いについてまとめてみました。

客先常駐SEを批判しているわけではありませんので、ご了承ください。


【脱社畜】客先常駐SEから自社開発エンジニアに転職した結果




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・現在、客先常駐SEの方
・転職を検討しているが不安の方


自社開発エンジニアに転職した結果を教えるよ~
よろしく~



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経歴


私の簡単な経歴です。

・2008/4~2017/8  独立SIer(中堅システム会社)
・2017/9~2019/8  独立SIer(中堅システム会社)
・2019/9~現在      パッケージソフトベンダー


1社目:独立SIer(中堅システム会社)


働いてみてわかったこと・客先常駐がメイン
・大手システム会社の2次受け
・金融系のお客様
・給料は上がらない
・技術習得可能
・残業代は出る

客先常駐がメイン


セキュリティレベルが高いプロジェクトの場合は、客先常駐必須です。

データセンターなどは秘境の地にあるので、出勤が大変です。


また、大手システム会社の方でも客先常駐は当たり前のように発生します。


大手システム会社の2次受け


おおよその中堅システム会社は大手システム会社の2次受けで成り立っています。

悪く言うと『人売り』の商売です。


中堅システム会社でも協力会社の方を入れていました。

安い協力会社の人を入れることができれば、その分会社の利益になるわけです。


金融系のお客様


1社目の主要なお客様は金融系でした。

新入社員時の面談でどこが良いか聞かれたときに

売上割合が多かった金融の部署に配属を希望しました。

正直に言うとあまり業務知識は身についていません。。。

給料は上がらない


これは私の実力不足です。

この会社は1度烙印を押されると、出世できませんでした。


技術習得可能


当時は運用保守でしたので、トラブル等が起こると自分で

対処しないといけないので、技術や知識は勝手に身についていきました

また、一緒に従事していた大手システム会社の方々が良い人ばかりたったため、

モチベーションは高めでした。


残業代は出る


残業代は働いた分だけきっちりもらえました。

ありがてえ。ありがてえ。


2社目:独立SIer(中堅システム会社)


働いてみてわかったこと・客先常駐がメイン
・大手システム会社の2次受け
・金融系のお客様
・リーダー層になると週1回帰社がある
・PGはオフショア、ニアショア、協力会社の方にお任せ
・残業代は出ない
・意識高い人多い

客先常駐がメイン


こちらは1社目と同じですが、セキュリティレベルが高いプロジェクトの場合は、

客先常駐必須です。


大手システム会社の2次受け


こちらも1社目と同じです。

金融系のお客様


これは私が1社目で金融系のプロジェクトにいたため、

それを踏まえて金融系プロジェクトに参画していました。


リーダー層になると週1回帰社がある


これは部署のルールでしたが、自分が担当しているプロジェクトの報告会がありました。

当時はテレワークは無く、客先常駐でしたので時間がもったいないと思っていました。



PGはオフショア、ニアショア、協力会社の方にお任せ


PGは中国の企業や、地方の企業に発注していました。

システム会社は人件費が一番のコストになるので、

安いことに越したことはありません。


プロジェクトマネジメントに特化していた会社だったため、

若いうちから協力会社メンバの管理などをすることから

若手の開発力の経験不足が課題になっていました。

PGをオフショアや協力会社の方に任せていたら当たり前ですよね。

職種によりますが、プロジェクトマネジメントするなら

開発経験が無いと見積もできないので、開発経験はあった方が良いですね。


残業代は出ない


裁量労働制である一定の時間までの残業代が基本給に含まれていますが、

超勤分は全くでないという給与体系でした。


ちょっと意味不明な給与体系でした。


意識高い人多い


上位層は意識が高い方が多かったです。

不思議なことに若手はそうでもありませんでした。


勉強会も上司主催でやってましたが、若手の参加率は低かったです。

上司の方を思うと悲しいですね。


現在:パッケージソフトベンダー


どんな会社なのかな~?


働いてみてわかったこと・自社勤務がメイン
・様々なお客様
・一次受け(プライム案件多い)
・打合せが多い
・技術習得可能
・残業代は必ずでる
・社内にバーがある

自社勤務がメイン


プロジェクトによっては客先もあります。

自社勤務なので私服勤務でもOKです。

というか服装ルールがもともとありませんでした。

そもそもクールビズって何?みたいなところは驚きました。

日頃から、ノーネクタイだったり、Tシャツやパーカー勤務みたいです。

デスクも趣味全開の方もいたりして、面白いです。

様々なお客様


金融系に限らず、たくさんの方々と名刺交換しました

人生で一番名刺を配ったし、貰いました。

客先常駐ですと一番最初に名刺交換してそれっきりなので、

名刺交換マナーを忘れつつあったので、焦りました。

一次受け(プライム案件多い)


もちろん、大手システム会社からの仕事もありますが、

一次受け案件も多いです。

そのため、直接お客様とやり取りする機会が非常に多いです。

打合せが多い


案件立ち上げから始まるため当たりまえですよね。

上司は9時から18時までみっちり打ち合わせとかだったりするので、

もし私がその立場だったらげんなりしちゃいます。

技術習得可能


パッケージソフトの新しい技術の習得が必須となります。

社内で情報発信されて、自主的に学ぶ必要がありますので、

ここは大変な部分です。

残業代は必ずでる


残業代は必ずでます。

当たり前ですよね。。。


また、残業時間はこれまでの会社のなかでダントツで少ないです。

22時には会社に誰もいなかったりします。

社内にバーがある


業務後はビール飲み放題です。

自分はお酒を飲めないので正直どうでも良いですが、

お酒が好きな方でしたら最高な環境ではないでしょうか。


脱社畜のために努力したこと


自分のために努力しよう!!


資格試験を取得


まずは自分の価値を上げる努力をしました。

パッと見で評価されるものとして資格試験があります。

私はIT系の『基本情報技術者試験(FE)』『応用情報技術者試験(AP)』を取得しています。

すべてテキストを購入し、独学で取得しています。


余談ですが、上位資格の『プロジェクトマネージャ試験(PM)』と

『情報処理安全確保支援士試験(SC)』は何度も落ちてます(笑)


また、ベンダー試験の『Oracle Java Silver』を取得しました。

さらに余談ですが、上位資格の『Oracle Java Gold』は2%足りなくて落ちました。(笑)


基本情報技術者試験と応用情報技術者試験を取得したということは

基本的なITの知識があることの証明になります。


また、Oracle Java Silverは多少のJava言語の知識があるという証明になります。


無いよりはあった方が絶対良いです。

同じくらいの年齢、かつ同じくらいの経歴の方だったら、

資格を保有している人の方が選ばれるはずです。


資格を何も持っていない方は是非取得しましょう!!

独学が難しい方はこちらを使用して勉強するもの良いと思います!!

若手の勉強会


これは2社目の経験です。

若手の開発力不足のために勉強会をやることになりました。

私が講師となったのですが、理由はJavaの資格を持っていたからです。


正直なところ『Oracle Java Silver』はそこまで難しい資格ではないですし、

この資格を持っているからと言って開発ができる力があるかというと微妙なところです。

ですが、資格を保有していたおかげで若手の講師役になる経験を得ることができました。


結果的に勉強会の講師をやりましたが、自分自身の技術力向上にもつながりました。

自分で学ぶことと、他人に教えることは全く違います。

勉強会のための準備や、どうやったら理解が進むのか頭を使いました。


結果


結果的には自社開発エンジニアに転職してよかったと思います。


客先常駐ではできないことを沢山経験させてもらっています。

例えば、客先常駐ではお客様と打ち合わせするのは、年1回くらいでした。

今では頻繁に打ち合わせすることができ、お客様からの要望を直接聞くことができます。



また、給料も上がりましたし夢だった私服勤務もできました。

前の会社だったら、夜勤 or 土日のみ私服で出勤してましたが・・・。


今の会社でできたこと


小さいプロジェクトのリーダーをやりました。

若手の方を一人つけてもらい、プレイングマネージャー的な感じで業務しました。

お客様のところへ一人で打ち合わせに行き、要件をヒアリング、

ヒアリングした内容を基に実装していきます。

難しそうな所は自分で実装をやってしまいましたが、

ほぼ若手メンバーに実装してもらいました。


私としては、

若手の成長を促しつつ、リーダーとしてプロジェクトを成功させる

のが、やりたかったことでもあるので非常に満足しています。


まとめ


自社開発エンジニアに転職した結果をまとめてみました。

客先常駐システムエンジニアとして働いている方で、

将来に不安のある方は、1歩踏み出してみるのも良いかもしれません。


本日もご覧いただきありがとうございました。

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