日本ETF

こんにちは。もりおです。今回は日本ETFのグローバルX S&P500・カバード・コール ETF(証券コード:2868)について、投資目線で最新データをもとに整理してみるで。


この記事におすすめの方々

・ETFを始めたい初心者の方
・少額から米国指数への投資を検討している方
・インカム(分配金)重視で運用したい方


初心者でも始めやすいん?
そやで。ETF自体は分散できて扱いやすいもんや。ただし戦略型やからリスクにも注意やで。


1. グローバルX S&P500・カバード・コール ETF(2868)とは


1.1 基本情報と運用戦略


この ETF(正式名称:Global X S&P 500 Covered Call ETF、証券コード 2868)は、米国の S&P500 を原資産としつつ、カバード・コール戦略を組み合わせて分配金を上げることを狙う設計や。実際は、米国上場の同名ETF(XYLD 等)に投資しつつ、S&P500 構成銘柄を保有し、その上でコールオプション(売り)を行う方式を採用してる。


1.2 特徴・上場情報


このETFは 2022年11月4日 に設定され、日本円建てで東証に上場。決算日は毎月 10 日、分配は月次で実施されとる。 運用手数料(信託報酬相当)は税抜で約 0.635%(税込でおよそ 0.6385%)という情報が公式に出てる。


分配金とか利回りはどうなん?
分配金は月10日、過去1年の実績で利回りは大体 11-12%程度 という情報も出とるで。

2. パフォーマンス・利回り・リスク


2.1 パフォーマンス実績


この ETF の直近 1 年リターンや変動を見てみると、価格変動込みではマイナスになる時期もある(例:1 年トータルリターンが −11.45% と報じられているケース)というデータもある。 ただし、分配金込みのトータルリターンでいうと、利回り部分が補填することもあり、実質的なトータルリターンはケースバイケースや。


2.2 分配金・利回り・手数料の影響


直近 12 か月の実績分配金額の合計は約 113 円(2024年10月~2025年9月分)という記録がある。 これを株価水準で割って求めると、分配利回りはおおよそ 11 ~ 12 % 水準と算出されとる。 ただし、これは「過去実績ベース」であって将来を保証する数字ではない。 運用コスト(信託報酬)と売買コスト、オプション取引コストなども利回りを圧迫する可能性あり。


正月から12回も分配って凄いやん。
せやろ!

3. メリットとデメリット/注意点


3.1 メリット


  • S&P500 に連動するインデックス投資と、オプションプレミアムからのインカムを組み合わせた戦略である点
  • 毎月分配を受けられる可能性がある点
  • 日本円建てで取引でき、為替影響を受けやすい海外ETFと比べて扱いやすい点
  • 分散投資効果:個別株のリスクを抑える

3.2 デメリット・リスク


  • 分配金が高くても、原資産(株価部分)の下落でトータルではマイナスになる可能性あり
  • オプション戦略を使うため、オプションのコストや損失リスクもある
  • 手数料(信託報酬)および売買コストが利回りを圧迫する
  • 戦略型ETFゆえに、指数と乖離する可能性(追随誤差)が出ることもある

4. 投資を始めるには/運用戦略


4.1 購入方法/取扱証券


この ETF は東京証券取引所上場ETFとして扱われており、多くの日本の証券会社で買付可能や。ただし、すべての証券会社で扱ってるわけちゃうから、まず取扱いの有無を確認すること。


4.2 運用スタンスと戦略


この ETF を使うなら、こんな使い方を意識したらええ:

  • 投資額はポートフォリオの一部(例えば 10%以下)に抑える
  • 市場のボラティリティや株価動向を見ながら調整する
  • 長期保有も可能やけど、戦略の負荷(オプションコストや価格下落リスク)を考慮する
  • 再投資や節税戦略も視野に入れる

最初は小さめで試した方が安心やな。
せやろ!

5. まとめ


グローバルX S&P500・カバード・コール ETF(2868)は、S&P500 に連動しつつオプションを利用して分配金を狙う戦略型ETFや。公式情報によれば、信託報酬は約 0.635%(税込約 0.6385%)、毎月決算・分配を行う仕組みや。 実績ベースでは、過去1年の分配金合計が約 113 円で、年利回り換算では 11-12%程度という報告もある。 ただ、分配金が良くても株式部分が下落すれば全体でマイナスになるリスクもあるし、戦略型ゆえにコストやオプション戦略の変動も考慮せなあかん。 もしこの ETF を使うなら、まず少額で試して、自分のリスク許容度と相場適性を見ながら運用スタイルを固めていくのがええ選択やで。


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