【高配当王】SPYDが2025年も強い!利回り・実績・将来性を徹底チェック
こんにちは。もりおです。今回は米国ETFのSPYDについて投資視点で記事にしました。
米国ETFに興味があるけど、何から始めたら良いか分からない初心者の方。少額からETFを始めたい方。
1. SPYDの基本情報
1.1 SPYDとは?
SPYDは、米国ETFの一つで、米国の高配当株に特化したETFです。具体的には、S&P 500の中で高配当の80銘柄を選定して投資しています。高配当を狙う投資家にとって、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
1.2 SPYDの過去パフォーマンス・最新状況
2025年9月時点において、SPYDの年初来(YTD)リターンは約+5.1%となっており、1年リターンは+0.8%程度というデータが報告されています。また、直近価格水準は1株あたり約43ドル前後で取引されています。過去5年で年平均リターンが12.5%程度という実績も確認されています。
2. SPYDのメリットとデメリット
2.1 SPYDのメリット
SPYDの最大のメリットは、高配当を志向する投資家にとって“分散+収入”の両立が狙える点です。このETFは、毎年数十億ドル規模の流入も見られており、運用規模も安定しています。また、選定銘柄が明確な「高配当株上位80銘柄」構成である点も特徴です。
2.2 SPYDのデメリット
一方で、デメリットとしては、株価上昇を主目的とする成長株型ETFに比べて利回り重視ゆえに“株価の伸び”が抑えられる可能性があります。加えて、2025年時点でのYTDリターンが+5%程度と、広範な株式指数に比べると控えめという点も認識が必要です。また、高配当株群への偏りがあるため、景気後退や金利上昇の影響を受けやすいというリスクもあります。
3. SPYDの利用方法
3.1 投資方法について
初心者でも投資を始めやすいのが、SPYDの強みです。証券口座を開設し、数千円〜数万円程度からでも少額投資をスタートできます。長期的な資産形成を目的とするなら、毎月積立てる“ドルコスト平均法”的アプローチも有効です。
3.2 配当金の再投資について
SPYDでは配当金を受け取った後、それを同ETFまたは他の高配当ETF・株式へ再投資することで、複利効果を取り込むことが可能です。過去の分析では配当再投資を行った投資家の方が、長期的には資産成長の恩恵を受けやすいという結果も確認されています。
4. まとめ
米国ETFのSPYDは、高配当株に特化した魅力的な投資商品です。2025年時点での年初来リターンは約+5.1%、株価水準は約1口当たり43ドル前後、過去5年間では年平均12%以上の成績も報告されています。信託報酬や運用規模、選定構成銘柄などからも初心者向けの選択肢となり得ます。ただし、株価上昇を主目的とするならば、もっと成長特化のETFと比較検討する必要があります。また、景気後退・金利上昇局面では高配当株群が逆風を受けやすいため、長期視点をもって積立+再投資を意識することが重要です。少額からでも始められ、定期的な見直しを加えることで、安定的な資産形成につなげましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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