米国株

こんにちは。もりおです。今回は米国株のSouthside Bancshares(SBSI)について、最新決算や配当など投資視点で改めて解説します。


この記事におすすめの方々

米国株の投資に興味がある初心者の方、特に配当利回りや地域銀行株を探している方


SBSIって何ですか?初心者でも簡単にわかる?
もちろんや!SBSIは南部テキサスの地域銀行や。配当も利回りも注目されとるで。


1.Southside Bancshares(SBSI)の基本情報


1.1 SBSIの概要


Southside Bancshares, Inc.(ティッカー:SBSI)は、テキサス州タイラーを本社とする地域銀行持株会社で、東部〜南東テキサス及びダラス/フォートワース、オースティン、ヒューストン周辺に53店舗と70以上のATM/ITMネットワークを展開しています。


1.2 最新決算ハイライト(2025年第3四半期)


最新の2025年9月30日までの第3四半期では、純利益が約490万ドルとなり、前年同期の2,050万ドルから大きく減少しました。摘要として、証券売却による損失が2,440万ドルあったことが主因です。一方で貸出残高は前年同期比で約4.1%増の47.7億ドルまで拡大。 純利益率(当期3ヵ月)は33.6%で、わずかに前年の34.1%から低下しています。


1.3 配当と利回り


SBSIは2025年12月4日に一株あたり0.36ドルの四半期配当を支払うことを発表しており、11月20日時点の株主が対象です。これを基に年換算すると約1.44ドル、現在の株価水準から **利回り約5.0%** と、同業平均を上回る水準となっています。


配当が高めってことは安全なんでしょうか?
利回り高めやけど、決算が苦しかったから“安全”とは一概には言えへんで。次章でそのあたり掘るわ。

2.SBSIのメリットとデメリット


2.1 メリット


地域に根ざした銀行であり、貸出残高が増加傾向にあるという点はプラス要素です(第3四半期で貸出4.1%増)。 また、直近の配当利回りが約5%と同業他社と比べても魅力水準と見えます。


2.2 デメリット


一方で、第3四半期の純利益は前年同期比で大幅に減少(‐76%超)しており、主に証券売却損が影響。 さらに、将来に向けた収益成長率は年間で約3.99%、売上成長率5.6%と、市場平均を下回る見通しとなっています。地域銀行ならではの経済環境変化の影響を受けやすい点も留意すべきです。


利益が減ってるってことはリスクありますね…
せや。高利回りは魅力やけど、その背景をちゃんと見ることが大事やで。

3.投資戦略におけるSBSIの活用法


3.1 定期的な積立投資として


初心者が少額から始める場合、例えば毎月定額でSouthside Bancshares, Inc.の株を少しずつ買う戦略が考えられます。高配当を狙いながら、ドルコスト平均法を活かして購入時期を分散できます。


3.2 ポートフォリオの一部としての位置づけ


配当利回り5%近辺というのは魅力ですが、利益減少リスクもあるため、ポートフォリオ全体の中では「配当+割安感」を狙う銘柄として“補完的に”組み込むのが現実的です。また、地域銀行株という特性上、景気局面や金利の変化にも注意を。例えば金利低下局面だと貸出利ざやが縮む可能性があります。


リスク管理はどうすればいいですか?
SBSIを含めるなら、銀行株だけに偏らず、異なるセクターや地域の銘柄も入れておくと安心やで。

4.まとめ


今回は、米国株のSouthside Bancshares(SBSI)について、2025年最新の決算・配当データをふまえて初心者向けに解説しました。貸出が増えている一方で、純利益の大幅な減少や将来成長率の低めの予想など、メリット・デメリット双方をしっかり把握することが大切です。配当利回り5%近辺という魅力を活かすには、ポートフォリオの中でバランスを取る運用が鍵となります。


最後までご覧いただきありがとうございました。


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